【ENDER LILIES】プレイした感想

ENDER LILIES

㎰5にて8月のフリープレイに前々から気になっていた、ENDER LILIES (エンダーリリィズ)があったのでプレイしてみました。エンディングが3種あり、それのどれも閲覧したのでもうエアプじゃないでしょうってことで色々感想を述べていきたいと思います。

どういうゲーム?

所謂ダークファンタジーな世界観で語られる2DスクロールアクションRPGです。上下左右のみに移動でき、奥行きのある前後には移動しないので、シンプルな操作感で楽しむことができます。
ボタン+ボタンのようなコマンド要素はそこまで多くなく、基本的にボタンひとつで各行動を行えるので、単純ゆえに覚えやすいゲームとなっています。

中ボスや大ボスを討伐後、浄化することでその力を行使することができるようになります。「スキル」という扱いで、クールタイムや使用限度、所持上限等はありますが、種類が豊富で奥深い戦闘を味わうことができます。中にはスキル使用時にリリィが少し上や横に動くものがあるので、それを使って探索をしていく場面もあります。

 

物語

突如降った「死の雨」によって、かつての民は穢者(けもの)という生きる屍と変貌してしまい、王国は滅びてしまう。穢者を浄化し救うことの出来る能力を持つ”白巫女”その一人、リリィは目覚めた教会の奥で一人の騎士と出会い、滅びた王国の謎を解き明かすために旅に出る。

というのが大体のストーリーです。もう文面だけでダークすぎますね。
王国の民は既に穢者となったか穢者に殺されたかという絶望的な惨状で、その穢者は無情にもリリィに襲い掛かってきます。そのため何度も迎え撃つことになりますが、穢者の正体は既に人間とこの時点で明かされているので、中々くるものがあります。

基本的にリリィや騎士が喋るというより、各地に点在している手紙やTipsを回収してストーリーを追う形となります。そのためストーリーを楽しみたいなら探索もしっかり行っていく必要があります。
各地の大ボスは討伐後にバックストーリーがムービーとして流れるため、ストーリーを追うのに重要な要素であると共に、善人ばっかりなので心がしんどくなっていきます。
是非プレイするならそのしんどさも味わってほしいと思います。

 

難易度

高難度アクションRPGと言われてはいますが、個人的には高難度では無かったかなと思いました。
2Dアクションはマリオ、カービィと任天堂産のものしか触れていませんが、レベルの概念や様々な良い効果をもたらすレリック、多種多様なスキルをその場その時に適切に使用していけば大して苦労はしないと思います。(ただラスボスは強かった)

そのため、探索をしっかり行い、レリックやスキルをステージやボスごとに合わせて切り替えれば誰でもクリアできるバランスの取れたゲームと感じました。

 

よく使用したスキル

参考になればと思いまとめておきます。

崖の村の少年

最序盤に手に入れられるスキルで、放物線を描く爆弾のような役割を持っています。
性能上空中の敵には使えませんが、地上戦においては安全圏から一方的に攻撃出来たり、火力やスタミナ崩しも強く、リキャストが短くて回数も多いのでシンプルかつ強力なものとなっています。序盤から終盤までずっとお世話になりました。

 

首なしの騎士

所謂反撃スキル。
進めることでジャストガードを身につけられることはできますが、首なしの騎士はダメージ無効に加え反撃が行えるため、どの敵やボスに対しても役立ってくれました。何より自分のプレイヤースキルで進んでいける具合が楽しかったです。

 

黒の魔女イレイェン

魔法による遠距離攻撃で、長いリーチかつホーミングによる性能で安全に敵を倒していくことができました。
やや特殊な弾道を描くため、高低差が激しいと当てることは難しくなりますが、このゲームの貴重な遠距離アタッカーなのでよく使っていました。

 

腐竜の孤児

広範囲に毒(?)の息を吐き、継続ダメージを与える竜です。
このスキルの強みはその範囲と設置型である点で、リリィを中心とした周辺なので扱いやすく、連続ダメージなので攻撃ごとにHPを回復するレリックと相性が良いです。
弱点は若干リキャストが長いのと、画面が見づらくなることくらいでした。

 

良かった点

いよいよここからはレビューになります。

BGMが良い

本作の良い所は大体コレ、と言っていいほどにBGMが良いのです。
まるで絵本の世界のような雰囲気を醸し出しており、フィールドやボスのどれもが哀愁を漂わせる曲調です。ピアノや女声ボーカルが主で、幻想的なメロディーが非常に魅力的です。作曲グループはMiliです。DeemoやCytusのような有名どころの音ゲーにも楽曲を提供しています。

◇個人的に好きだったBGM
Harmonious
The Witch’s Breath
The White Witch
Mother

 

デスペナルティが無い

ゲームにおいては死亡時にお金を落としたり所持品を落としたりするようなデスペナルティがありますが、本作には一切ありません。そもそもお金が存在しないほか、アイテムもリリックやその他貴重品しかないので、気兼ねなく死ぬことができます。

 

程よい難易度

前述したように、ちゃんと対策していけば簡単ですし、しかし舐めれば簡単に死ぬ難しさで、非常に程よい難易度に感じました。

理不尽な死というのも少なく、敵の攻撃時はそれらしいエフェクトが出るので見切りや回避も簡単。回避の無敵時間も比較的長く、ジャスガと反撃も合わせて3つの回避方法があるので、その場その時で取捨選択できるのも大きいと思います。

 

ストーリーが良い

このゲームはBGMの次にストーリーが最高です。というかストーリーが重鎮でしょう。
進むにつれ黒衣の騎士の正体、エンダーリリィズというタイトルの意味、穢れや死の雨の原因などが次々と明かされていきます。特にタイトルの意味を知ると鳥肌が立つこと間違いなしです。

戦闘も面白いですが、基本的にエンダーリリィズはBGMとストーリーが魅力の中心でしょう。

 

良くなかった点

レベル最大でトロフィー

いらないです。全エンディング到達時はレベル89でしたが、どうやらレベル100にしないとプラチナトロフィーが獲得できないようです。世界観が良くエンディングも楽しめたのに、最後トロコンのために作業になってしまうのは個人的に悲しかったです。因みに執筆時はまだ93です。ボチボチ上げるかぁ…。

 

マップが不親切

四角とそれらを繋ぐ線のみで構成されており、未到達は赤丸、エリア内アイテム回収済みは黄色、まだアイテムが残っている場合は青、休憩スペースは緑の菱形が指標としてありますが、逆に言えばそれ以上ありません。

このゲーム、進めば進むほど今までに解けなかったギミックが解けるように主人公が成長していくので、現時点では解けないギミックを無視して進むことがあります。そのため必然的に前のエリアに戻る機会がありますが、マップがこうも不親切だとどこに何があるのか忘れてしまいます。
こんな感じ。恐らくゲームの没入感を高めるためにわざとこういう風にしているものと思いますが、もう少し指標を増やしても良さそうだなと感じました。

 

ズーム機能が欲しい

せっかくリリィちゃんが可愛くて穢者の作り込みも奇麗なのに、ズーム機能が無くてずっと遠いままなのはもったいないと思います。フォトモードなんてものもあったら最高だなぁ…。


お互い見つめているように見えるのは尊さがヤバいんよ。

しゃがむ際、手を前に出すので「よく頑張ったね」みたいな見た目になる。涙が止まらない。

と細かい描写を楽しむためにもズーム機能は次回作に是非とも実装していただきたい所存です。

 

まとめ

値段相応にして買う価値のある素晴らしい作品でした。
フリープレイで買いましたが、BGMとストーリーだけでも買う価値アリだと思います。

主人公が健気で可愛いし、思いのほかソウルライクで非常に楽しめました。良くない点もまぁまぁあるものの、それらを差し引いても楽しめると思います。

出会えて良かったと思える作品です。
次回作のエンダーマグノリアはお金を出して買おうと思います。

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